先週末、11月3日の熊本県教員採用試験対策実践講座の開講式・オープンセミナーの話題を紹介したい。
自分を変えることの難しさ、大切さ、素晴らしさについて学んだ一日でした。
中学校・音楽(難関です)で合格した方の合格体験談があり、勉強しない日をつくらず毎日必ず勉強を続けたこと、新聞の切抜きを続けたこと、臨採の仕事も勉強のうちと考え学校に来る通知・通達文書もコピーして綴っていったこと、そして、教栄学院の講座には、離島からの参加で大変だったが講義があるときだけでもとの気持ちで欠かさず通っていたことなどを遠慮がちに紹介してくれて、自分のペースでよいので、毎日こつこつ積み上げてくださいと結んでくれました。
その後、熊本県が求める教師像についての講義ののち学習相談。その中で、受講生・参加者から「これから試験までどのように勉強していくか」を語っていただきました。「毎日、少しずつでも良いので、自分のペースでこつこつ積み上げていきたい」といった発言が続く中、指導講師の先生より、渇!
「今の自分の生活をそのままにして、その延長線上でできることをやろうと言うのでは、到底難しい。何かを犠牲にする覚悟が必要だ。自分を変えるという決意と行動が必要不可欠だ。」
そして、合格者本人が遠慮して多くを語らなかった、船と車で片道2時間以上かかって通学していたこと、睡眠時間をぎりぎりまで削っていたことなど、大変な苦労をしていたことを紹介していただき、自身も学校管理職試験の受験では布団に寝ずに机にうつぶせて寝ていたことなどを語っていただきました。
そのように努力したことは、決して無駄になることはない。試験勉強を超えて、人生の肥しとして必ず生きてくると結んでいただきました。
できることから発想するのではなく、自分を変える!
難しさと同時に、大切さ、そして素晴らしさを学んだ一日でした。
(A.T.)