2年程前に自分専用のミシンを買いました。それまでは、母のミシンを借りていたのですが、古くなり時々調子が悪くなることがあったので、この際だからと購入を決めました。
子供の頃からものをつくることが好きで、時間があればもくもくと何かを作ってたように思います。
それが、大人になった今でも続いていて、「これは何かに活用できるのではないか」というものを発見すると、創作魂に火がつきます。特に手芸屋さんや、雑貨屋さんは宝庫です。
最近では、ミシンを使って小物作りをすることが多く、没頭すると時間が経つのも忘れてしまいます。太陽の光が差し込んで明るかった部屋が、いつの間にか薄暗くなっていて、そろそろ電気をつけなきゃ、という具合です。
これを、ただの趣味と言ってしまえばそれまでですが、何か一つでも楽しみや、熱中できるものがあれば、大袈裟かもしれませんが、人生が何倍も楽しくなるし、どんなことにも前向きになれるような気がします。
好きなことを見つけるには、自分の殻に閉じこもってないで、もっと外に目を向けなければ出会えないこともあります。どこに、ヒントが転がっているか分からないからです。
今、「生きる意味がわからない。生きててもしょうがない。」という子供達の声を悲しいくらいよく耳にします。生きることは、もっと楽しいこともあるんだよ、ということに気づいてほしいと思うのです。それには、まず大人である自分が生きることを楽しんでいないと、子供にも伝わらないのではないかと思います。この先も、生きるって楽しいと胸を張って言える自分でありたいと思います。