4月・・・なんと新鮮な響きを感じる月だろう。桜の開花と同時に、街には新入生や新入社員で溢れている。学校現場も、新入学の児童・生徒を迎え、また新しい息吹を感じていることだろう。
この時期、学院の事務所も賑やかだ。毎日、次から次に問い合わせや申し込みの電話が鳴り響いている。「どうしようかと考えていたのだけど、4月になってやってみようと踏ん切りました。」「やっと、次の勤務場所が決まりました。それで、頑張っていこうと思っています。」「異動先が遠方になってしまって・・・それで今年は通信でやっていこうかなと思っています。」・・・電話の向こうに、それぞれの人生の一幕を垣間見ることができる。本当に、頑張って欲しいと願う毎日だ。
昨晩、校長任用試験の講座を受講していただき、4月より晴れて校長先生になられた先生にお電話した。「教栄さんとの出会いは大きかったですよ。たまたまだろうけど声がかかって、それが勉強を始めるきっかけになった。」と話していただいた。ありがたい話である。
人生は、出会いと判断の連続だと思う。何気ない出会いが人生を変える。そして、右に行くのか、左に行くのか、判断の連続だ。どちらに進むか迷ったとき、きついと思える方を選択した方が悔いが残らない・・・昔、そう教えてもらったことを思い出す。
最後に、季節は春というのに苦しんでいるみなさんに贈りたい。「暗く考えれば、暗い。明るく考えれば、明るい。」(故灰谷健次郎さんの言葉より) A.T.