*今回は、中学社会で合格された受講生からの合格メッセージをご紹介いたします
私は社会人受験で一次は論文のみでしたので、あまり学習面で参考になるようなおはなしはできません。ただ、教栄学院の論文講座では本当にお世話になりました。添削が丁寧との評判でしたが、確かに提出するたびに実力がついていったと実感しています。
同じように講師経験を持つ受験生の方へのアドバイスは、「日々の教師生活を充実させる」ということに尽きるのではないかと思います。
35歳にして教員生活をスタートした40歳過ぎの人間としては、日々減価償却が進む記憶装置と格闘しながら教科の知識不足を埋めようと努力をする日々と、我が子に対する保護者の方々の「思い」に触れた経験は、自分という人間を少なからず考え深くしてくれたように思います。一方で、愛情を求めたり拒んだり、臆病さと大胆さを併せ持ち、快活と陰湿の両面を短い周期で見せてくれる生徒たちと「むきになって」関わり通した経験は、自らに行動の大切さと勇気を与えてくれたと感じています。2校の私学でのたった5年間の教師生活でしたが、充実した教師生活の経験こそが自信となり、時に折れそうになった心を支えてくれたのだと思います。今講師をされている皆さんは、今の経験そのものが受験の中で問われることはもちろん、受験を乗り切る自分自身を支えるのだということを忘れないで欲しいと思います。皆さんの努力に最大の敬意を。