願書の受付もはじまり、試験まで徐々に日が迫ってくるこの頃ですが、受講生の方から「過去問題が欲しいのですが…」というお問い合わせをいくつかいただきます。
試験対策にはやはり過去問研究が欠かせません。ただ、もっと早く手に入れておいていただきたいというのが本音ですが…。
試験対策で非常に重要なのは「試験内容の分析とそれに沿った対策」です。同じ「教職教養」であっても、各自治体で出題される分野も異なりますし、出題形式も様々です。マークシート式の東京都と論述中心の広島県では、基本的な内容は変わらないものの、出題形式が大きく異なるため、同じような学習では十分な対策ができません。また、特にこの二つの自治体では都・県から出されている資料からの出題も多く見られますので、そういった点も把握しておく必要があります。
受験にあたっては、まずは自分が受験する自治体・校種でどのような問題が出題されているのかを分析し、そのためにどのような学習を行う必要があるのかを整理した上で、学習計画を立てていくようにしたいですね。
なお、過去問題は各自治体の都道府県庁や情報センターなどで公開されています。複写もできますので、必ず受験する校種の試験問題はそろえておきたいものです。
(本来であればもっと早い時期に書くべき内容だったなと自分でも反省しつつ、忘れないうちにとメモしております…。)
“合格はスタート”、とはいえ、このスタートラインに立つことができなければ正教諭としての道は歩めません。
まずはこの難関を突破しましょう!(の)