教員採用試験を受験された皆さん、一次試験お疲れ様でした。今頃、少しほっとひと息ついている方も多いのではないでしょうか。しかし、こんな少し気が緩んだときに一番怖いのが「風邪」です。
暑くて湿度が高い夏の環境を好むエンテロウイルスやアデノウイルスなどが引き起こす夏風邪は、胃腸障害を伴うことが多い、とても厄介なものです。これから二次試験に向けてもうひと踏ん張りなのに、体調を崩しては元も子もありません。手洗いの徹底と、クーラーなどによる冷えすぎに注意して、しっかりと体調管理を行っておきましょう。
もし、万が一、夏風邪をひいてしまった場合は、家でゆっくり休養して免疫力を高め、ウイルスに打ち勝つ体力をつける、これがもっともよい治療法です。無理をして長引かせるより、さっと休んだ方が結局は早く治すことにつながります。
夏風邪をひいたときは下痢や腹痛などの胃腸障害を伴うことが多いため食欲が落ち、夏バテが重なってしまうこともよくあります。お腹の調子をみながら、炭水化物や良質のタンパク質を中心に、消化のよい食事を少量ずつでも摂るようにしましょう。また、水分補給も忘れずに。
今まで積み上げてきた努力を、体調不良でふいにすることのないよう、今だからこそ充分に気をつけておきたいところです。(250)