各都道府県の実施要綱・願書が出揃う時期になってきた。
表紙には、各都道府県の特徴がよく表れている。昨年と比べ、大きくイメージチェンジしたものも少なくない。当たり前のことですが、自らが受験する実施要綱は熟読したい。過去受験した方は、過去数年分の実施要綱の推移も見ておいた方が良いだろう。それらの表現のひとつひとつに、各都道府県が求める“教師像”とその変化が表れている。試験対策的なことで恐縮だが、注意深く読み取っていけば、試験傾向の変化というものも読みとれる。
さて、とある県の実施要綱より・・・「世の中でもっとも難しい仕事かもしれない。だからこそ、君の情熱を待っている。」とあった。まったく、そのとおりだと思う。生身の人間を相手に、遊び、学び、笑い、泣く・・・。莫大なエネルギーとその源泉となる情熱が不可欠なことは言うまでもない。こうした激務をこなす教師に必要な資質とは何だろうか。私は、ひとつとして“心と体の健康”“元気”を挙げたい。“心と体の健康”“元気”は、試験を2ヵ月後に控えた今、試験対策としても重要なことだと思います。(A.T.)
追伸:ミャンマーサイクロンや四川省大地震で、多くの人達が災難にあい、今も救援の手を待っています。遠くに暮らすものにとって募金ぐらいしかできませんが、“お互い様”の気持ちをもって、できることをしていきましょう。