4月から臨時講師の話を断り、背水の陣で教員採用試験に臨んだ、ある受講生の話をここでご紹介します。平日は仕事に行く感覚で、朝から夕方まで図書館に通っての自学勉強。土日は教栄学院の講座勉強。「講座に参加する度に、講師や仲間からよい刺激を受けて、モチベーションを保って勉強ができました。」と話されていました。
そして、何より欠かせなかったのは奥様のご協力。毎朝お弁当を作って、持たせてくれたそうです。「お弁当まで作ってもらっているので、帰りたくても、帰れなかったですね。」と嬉しそうにおっしゃっていました。
ご自身の努力と周囲の支えの甲斐あって、一次試験――無事通過。
そして、二次試験の合格発表は、奥様が一番に受験番号を確認することを約束していたそうです。発表日当日、約束どおり奥様が番号を読み上げて確認。
見事二次試験合格!!
「我を忘れ、恥ずかしながら子どもの目の前で妻と抱き合って喜びました。」
また、お母様にも合格の報告をすると、泣いて喜ばれたとのことでした。
様々な方に支えられての合格。話を聞いていた私は、胸の奥が熱くなりました。その時の受講生の笑顔を、今でも鮮やかに覚えています。
このスタッフ日誌を読んでくださっている受験生の皆さん、あなたの合格を心待ちにしている人がきっといることと思います。
自分のためだけでなく、あなたを支えくれる大切な人たちのためにも頑張ってください。(Y)