先日、何気にテレビを見ていたら、就学猶予についての特集が放送されていました。
就学猶予は、学校教育法に定められた「病弱、発育不完全その他やむを得ない事由のため、就学困難と認められる者」の保護者に対して就学義務を猶予又は免除することができることですが、問題になっていたのは、超早産で産まれたケースでした。
今は医療の発達で、早産で産まれるケースが多くなってきており、その子の特徴が法律で定める基準にあてはまらないということで、教育委員会がどう判断するかということに注目されていました。
その結果、教育委員会は就学猶予を認める結論を出しました。
そのときの教育長が「その子にとって何が一番いいかを考えて結果を出しました。」とおっしゃったのが大変印象に残りました。
「子どものために何が一番いいのか」、このことは教師になる人にとってはずっと考えなければならない事ですから、皆さんも教師になってどんなことがあっても忘れないでくださいね。
(bond)